自分で直せる?LENOVO製のPCのよくある故障と修理方法

自分で直せる?LENOVO製のPCのよくある故障と修理方法

低価格なのに品質が高いことでパソコン初心者におすすめされているメーカー「LENOVO」。持ち運びに便利な薄型軽量モデルやスペックの高いモデルなども販売しているので、パソコン上級者の方からの評判も良い製品となっています。

しかし、どんなパソコンでも長年使用していれば何らかの不具合が起きてしまう、または故障してしまうものです。今回は、そんなLENOVO製のパソコンのよくある故障の症状と自自分で直せる修理方法についてまとめてみました。

LENOVO製のPCのよくある故障の症状・原因

LENOVO製のPCのよくある故障の症状・原因

LENOVO製のパソコンは初心者から上級者まで利用できるモデルが販売されていますし、品質の高い製品を低価格で購入できる人気のメーカーです。そのため、プライベートではもちろん、ビジネス用としてLENOVO製のパソコンを愛用している方も多いのではないでしょうか?

そんなLENOVO製のパソコンですが、よくある故障について調べてみたところ、以下のような症状が現れることが多い傾向があります。パソコンの修理は故障の症状や原因によって方法が異なるので、まずはご紹介する症状と原因について見ていきましょう。

キーボードが壊れる、または誤作動を起こす

1つ目のよくある故障には、キーボードが壊れてしまう、または誤作動を起こしてしまうというものがありました。キーを押しても入力されなかったり、勝手に文字が入力されてしまったりなど、正常に文字入力ができないことがあるようです。

まず、文字入力ができない場合の原因ですが、キーボードがパソコンに正しく接続されていない、または接続するためのコードが断線している場合があります。また、特殊キーがオフになっているとテンキーの入力ができなくなってしまいます。

勝手に文字入力がされる場合は、パソコンがウイルスに感染している可能性があります。入力していないのにランダムで文字が勝手に入力される場合は、感染したウイルスの駆除を行う必要があるでしょう。

パソコンを起動しても画面に何も映らない

2つ目のよくある故障には、パソコンを起動しても画面に何も映らないというものがありました。このような症状の原因には、パソコンとモニターを繋ぐケーブルが抜けている、モニターの電源ボタンを押していないというケースが多いといわれています。

また、ケーブルの接続状態や電源が入っているのに画面が暗いままの場合は、パソコン内部に電気が溜まっていることも原因の1つとなっています。他にも、BIOS設定の不具合が原因の場合もあるので、設定の確認や初期化をすることで改善されることがあります。

普段使っているソフトが突然動かなくなる

3つ目のよくある故障には、普段使用しているソフトが突然動かなくなるというものがあります。このような故障の原因には使用しているソフト自体に問題がある、またはWindowsのシステムエラーの発生が考えられます。

このような場合はソフトの再インストールやWindowsの再セットアップをすることで改善されることが多いようです。また、故障ではなく使用しているソフトがOSに対応していない、メモリやHDDの容量が不足しているといったケースもあるといわれています。

パソコンの動作速度が遅くなる

4つ目のよくある故障には、パソコンの動作速度が遅くなるというものがあります。この症状の主な原因は、不要なソフトを複数立ち上げている、またはHDDに空き容量がなくなっているケースが多いようです。

ちなみに、パソコン購入から数年が経過すればいろいろなソフトをインストールしていると思うので、ある程度の動作速度の低下は避けられません。ですが、短期間で明らかに動作速度に変化がみられる場合は複数のソフトの立ち上げやHDDの容量が原因なので、簡単な作業で改善することができるでしょう。

しかし、場合によってはHDDやメモリが物理的に故障している可能性もあるので、その場合は修理やパーツ交換などが必要になります。

電源を入れても起動しない

5つ目のよくある故障には、電源を入れてもパソコンが起動しないというものがあります。このような症状はメーカーを問わずとても多い故障の症状となっているのですが、最も多い原因としてパソコンに供給する電力が不足しているケースが多いといわれています。

特に、電源プラグをコンセントではなく延長コードに差し込んで使用している場合、パソコンへ十分な電力が供給されず電源が入らないことがあるようです。また、延長コードの利用は電力の供給が不安定になりやすいので、突然電源が落ちてしまうこともあるようです。

ちなみに、ノートパソコンの場合はバッテリーの劣化が原因で電源が入らないことがあるようです。バッテリーは自分で修理することができないので、新しいものへと交換することで改善することができるでしょう。

故障と感じたときに自分でできる修理方法

故障と感じたときに自分でできる修理方法

上記ではLENOVO製のパソコンによくある故障の症状や原因についてご紹介してきましたが、その中には自分で直せるものもあります。修理が必要な場合もありますが、故障かなと感じる原因の多くは誰でも簡単に改善できるものが多いといわれています。

そこで、ここでは故障と感じたときに自分でできる修理方法についてまとめてみました。以下でご紹介する方法を知っていれば、何か問題があった場合でもすぐに対処することができるので、LENOVO製のパソコンを使用している方はぜひ参考にしてみてください。

機器の接続状態を確認する

故障かなと感じる際に最も多い原因となっているのは、機器の接続不良だといわれています。電源が入らない、画面が表示されないなど、このような症状の原因は電源プラグが抜けていたという単純なものが多いです。

特に、デスクトップパソコンを使用している方の場合は、電源プラグの抜き差しを行わないため、何らかが原因で電源プラグが抜けていることに気づかないことがあるようです。また、抜いていることを忘れていたというケースも少なくないので、まずは機器の接続状況を確認してみましょう。

ちなみに、延長コードを利用している方はコンセントに直接電源プラグを差し込むことで正常に使用できることもあります。不十分な電力では接続状態に問題がなくても電源が入らないことがあるので注意しましょう。

電源プラグ・バッテリー・周辺機器を外して放電する

電源が入らないときはパソコンが動作不良を起こしている場合は、放電作業を行うことで改善される場合が多いです。パソコンは長時間使用することで機器の内部に電気が溜まってしまい、正常に起動しなくなることがあります。

そのため、正常に起動させるためにも放電させる必要があります。そんなパソコンの放電は以下のような手順となっています。

  1. 1.パソコンに接続している周辺機器を取り外す
  2. 2.パソコンをシャットダウンする
  3. 3.電源プラグを抜く
  4. 4.10分間放置する

パソコンの放電作業は手順を見てもわかる通り、誰にでもできる簡単な方法です。特別な作業が必要になるわけではないので、初心者の方でも問題なく行えるでしょう。ちなみに、ノートパソコンの場合はシャットダウンの後にバッテリーも外す必要があるので、作業を行う際は忘れずに取り外しておきましょう。

機器の内部に溜まったホコリを取り除く

長期間使用しているパソコンの内部には、気づかないうちにたくさんのホコリが溜まっています。内部にホコリが溜まると帯電しやすくなりますし、本来なら外部へと排出される熱がこもってしまい、本体の温度が高くなってしまいます。

このような状態ではパソコンが動作不良を起こしやすくなりますし、場合によっては奇異の内部が故障してしまう可能性があります。そのため、「最近パソコンの調子がおかしい」と感じたときは、一度パソコンの中の清掃を行ってみてください。

しかし、パソコンに内部は精密機器が多いので、取り扱いを間違うと正常な部品を壊してしまい、メーカーや業者での修理が必要になります。そのため、作業に不安を感じる方は初めから専門の業者へと修理・改善の依頼を行うことをおすすめします。

不要なデータの削除、または常駐プログラムの制御を行う

パソコンの速度が低下している場合は、不要なデータの削除や常駐プログラムの制御を行うことで改善されるといわれています。不要なデータはHDDやメモリを圧迫する原因となってしまい、パソコンの速度低下につながってしまいます。

削除できないデータは外付けHDDやUSBメモリなど、他の記憶媒体にデータを移行して保存すると良いでしょう。また、パソコンを起動すると自動的に起動する常駐プログラムというものがあり、これが原因で速度が低下している可能性があります。

ですが、自動的に起動するソフトを制御することでパソコンの動きが軽くなるので、動作速度が気になる方は一度試してみると良いでしょう。

自分ではできない故障の症状

上記では自分でできる修理方法や改善方法についてご紹介してきましたが、故障の原因によっては自分で直せないものもあります。そのような場合は専門業者への依頼が必要になるので、以下のような症状が現れた場合は一度修理に出すことをおすすめします。

  • 使用中に異音や異臭が発生する
  • ブルースクリーンが頻繁に表示される
  • 突然電源が落ちる、または再起動される頻度が多い
  • 自分で修理しても症状が改善されない

このような症状が現れた場合は自分で直すことができず、もしも自分で修理してしまうと正常な部分まで故障させる原因になります。そのため、無理に自分で直そうとするのではなく、専門業者に依頼して修理してもらいましょう。

簡単な故障なら自分で直すことができる

LENOVO製のパソコンによくある故障は、症状や原因によっては自分で簡単に直すことができます。そのため、修理方法を知っておけば突然故障したとしても、すぐに改善することができるでしょう。

しかし、故障した際の症状によっては専門業者への依頼が必要になることもあります。ご紹介した症状に当てはまる場合は一度専門業者に相談して、正常に起動するパソコンへと修理してもらいましょう。

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