自分で直せる?NEC製のPCのよくある故障と修理方法

自分で直せる?NEC製のPCのよくある故障と修理方法

普段からパソコンを使用している方の中には、「画面が青くなる頻度が多い」「電源が入らなくなった」といった経験がある、または現在悩んでいる方はいませんか?何らかが原因でパソコンが故障してしまうとこのような症状が現れてしまい、突然使用できなくなることがあります。

しかし、故障の原因によっては自分で改善することができるので、修理方法を知っておくと今後に役立つでしょう。ですが、場合によっては自分で修理できないケースもありますし、無理に自分で修理しようとすると、かえって故障させてしまう可能性もあります。

今回は、NEC製のパソコンについてよくある故障と修理方法についてまとめてみました。故障の症状を知っていれば早急に対応することができるので、業者に依頼することなく正常に使用できる可能性があります。また、この記事では業者への依頼が必要な故障の症状についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

NEC製のPCのよくある故障の症状

NEC製のPCのよくある故障の症状

人によってはメーカーを問わずパソコンを使用している方も多いと思いますが、中には「NEC製のパソコンが好き」という方もいるでしょう。ここでは、そんなNEC製のパソコンで故障かなと思う症状についてまとめてみました。

よくある故障の症状を5つまとめているので、この記事を読んでいる方の中には当てはまるものがあるかもしれませんよ!それでは、NEC製のパソコンによくある故障の症状について、一つひとつ見ていきましょう。

電源ボタンを押しても起動しない

1つ目のよくある故障には、電源ボタンを押しても全く起動しないというケースがあります。しかし、ほとんどの場合は電源プラグが抜けている、ディスプレイの電源を消しているなど、このようなことが主な原因となっています。

例えば、電源プラグを抜き差ししていなくても、コードに引っかかった弾みで抜けているなんてこともあります。また、抜いたことを忘れているだけというケースもあるので、電源が入らない故障の原因には単純なものが多いといわれています。

しかし、電源プラグは接続されている、ディスプレイの電源が入っている状態で電源が入らない場合は、パソコン本体の内部が故障している可能性が高いといえるでしょう。

PCを起動してもディスプレイに表示されない

2つ目のよくある故障には、パソコンを起動してもディスプレイに何も表示されないというものがあります。この場合、ディスプレイの電源が入っていない、または電源プラグが抜けているとい可能性があります。

このような場合は電源をONにする、または電源プラグをコンセントに接続することで使用できます。しかし、電源やプラグに問題がない場合はディスプレイが故障している可能性があるので、新しいものと交換する必要があるでしょう。

電源を入れてもWindowsが起動しない

3つ目のよくある故障には、電源を入れてもWindowsが起動しないというものがあります。前回使用した際に正しくシャットダウンを行っていなかった場合、パソコンを起動するとこのような症状が現れることがあります。

また、パソコンを起動した際に「Windows拡張オプションメニュー」が表示されていれば、「前回正常起動時の構成」を選択することで改善できるといわれています。しかし、その他のメッセージが表示されている場合はパソコンが故障している、またはウイルスに感染している可能性があります。

インターネットに接続できない

4つ目のよくある故障の症状には、インターネットに接続できないというものがあります。パソコンに問題がある場合は、何らかが原因で接続不良を起こしている可能性が高く、再起動をすることで改善されるといわれています。

または、回線機器の電源を入れ直すことで改善されることも多いので、誰でも簡単に改善することができるでしょう。しかし、場合によってはウイルスに感染している可能性もあるので、このような場合は修理が必要になるでしょう。

保存していてデータが消えてしまった

5つ目のよくある故障の原因には、保存していたデータが消えてしまうというものがあります。このようなケースの多くは、誤ってデータを削除してしまったということが多いです。また、仕事でデータを共有している場合は他人が削除している可能性があるので、パソコンの故障ではないケースが多いようです。

しかし、人為的にデータを削除していない場合は、HDDが故障している可能性が高いです。大切なデータを保存している場合はデータ復旧作業が必要ですし、新しいHDDに取り換える必要があるでしょう。

自分で簡単にできる修理・改善の方法

自分で簡単にできる修理・改善の方法

上記ではNEC製のパソコンでよくある故障の症状についてご紹介しました。中には故障ではなく接続不良や人為的ミスなどがあるので、場合によっては簡単に改善することができます。

そこで、ここでは「故障かな?」と思ったときに自分で簡単にできる修理方法についてご紹介していきます。症状によっては修理ではなく改善するだけというものもあるので、今後の万が一に備えてぜひ参考にしてみてください。

接続しているプラグを確認する

電源が入らない、ディスプレイが表示されないという場合は、まず接続している電源プラグを確認してみましょう。上記でもお伝えしたように、このような症状の多くは接続不良によるケースが多いので、単純に電源をコンセントに差し込むだけで改善されます。

また、電源をコンセントに差し込んでいても起動しない場合は、電源ボタンを確認してみてください。それでも電源が入らない場合は電源ボタンの部分が故障している、または内部の部品が故障している可能性があるので、部品交換することで改善されるでしょう。

電源プラグや周辺機器を外して放電する

パソコンを起動してもインターネットに接続できない、または使用中にインターネットが利用できなくなった場合は、放電作業を行うと利用できるようになります。まず電源プラグやパソコンに接続している周辺機器を全て取り外して、約10分間放置します。

その後、電源プラグを接続して電源を入れれば、正常にインターネットを利用できるようになります。ちなみに、ノートパソコンの場合はバッテリーも取り外しておきましょう。他にも、セキュリティ対策ソフトの一時的に無効にすることで改善されることもあるようです。

それでもインターネットが利用できない場合は、プロバイダーへの問い合わせをすることで解決することができます。しかし、インターネットへの接続ができない原因にはウイルスの可能性も考えられるので、その場合はウイルス対策ソフトを使うことでインターネットを利用できるようになるでしょう。

回線機器の状態を確認する

インターネットの接続不良の原因には、パソコンの故障ではなく回線機器の状態が関係している場合もあります。モデムやルーターなどの回線機器も長期間利用していると、機器の内部で帯電してしまい接続不良を起こしてしまいます。

そのため、パソコンを放電しても改善されないときは、プロバイダーに問い合わせる前に回線機器の放電作業も行ってみましょう。ちなみに、正常に稼働しているかは機器のランプ状態で確認できます。もしもランプ状態が正常なのに接続不良が続く場合は、プロバイダーに問い合わせをして適切な対応をしてもらいましょう。

画面が表示されないときは専門業者に相談する

電源プラグの接続に問題がなく、ディスプレイの電源もONになっている状態で画面が表示されない場合は、放電作業を行うことで改善できる場合があります。特に問題がなければ放電後にパソコンを再起動することで正常に起動するので、機器の修理は不要です。

しかし、放電作業を行っても画面が暗いまま何も表示されない場合は、ディスプレイが故障している可能性があります。この場合は自分で修理することができないので、新しいものに買い替えることをおすすめします。

また、ブルーバックが表示される場合も、パソコンを再起動することで症状が回復することがあります。ですが、ブルーバックが頻発する場合はOSの異常、またはHDDの故障サインだといわれています。

そのため、OSに問題がある場合はドライバーの再インストールやHDDを交換することで改善することができるでしょう。

デスクトップのゴミ箱を確認する

データを削除した、または知らない間に消えていたという場合は、デスクトップに表示されたゴミ箱の中身を確認してみてください。人為的に削除したデータはパソコン内から消えるのではなく、一旦ゴミ箱に保存される仕組みとなっています。

データトラブルの主な原因はパソコンの故障ではなく人為的なミスが多いので、基本的にはこのような方法で改善できるでしょう。しかし、HDDが故障しているとデータが開けない、または削除されるといった症状が現れます。

HDDの故障は自分で修理・改善できない場合もあるので、まずはデータのバックアップを取ってデータトラブルの被害を最小限に抑えましょう。その後はHDDを新しいものへ交換すれば、正常に利用することができますよ!

また、HDDを交換する場合はOSのインストールが必要になります。OSの入っていないHDDではパソコンを起動することができないので、交換する場合はインストールを忘れずに行いましょう。

専門業者への依頼が必要な故障の症状

パソコンの故障や不具合は自分で修理・改善できるものありますが、故障の原因によっては専門業者への依頼が必要になります。業者への依頼が必要な故障の場合は、自分で修理するとかえって症状を悪化させる原因になるので危険です。

専門業者への依頼が必要な故障の症状には、以下のようなものがあります。

  • PC起動時に異音が発生する
  • ブルーバックが頻繁に表示される
  • 使用中に焦げ臭いニオイが発生する
  • PCが起動しない

これらの症状が現れる場合は、専門業者へ修理を依頼する必要があります。これらの修理には専門的な知識や技術が求められるので、一度専門業者に相談してみてください。このような症状が現れているパソコンを自分で修理してしまうと、正常な部分まで故障してしまう可能性が非常に高いので注意してください。

故障の症状や原因によっては業者への依頼が必要

NEC製のパソコンはもちろんですが、どんなメーカーのパソコンでも故障の症状や原因次第では自分で修理することができます。しかし、場合によっては自分で修理することで症状を悪化させてしまい、取り返しのつかない状態になることがあります。

そのため、異音や異臭などの症状が現れている場合は専門業者に依頼しましょう。専門業者であれば修理はもちろん、部品交換やデータ復元などにも対応してくれます。「自分で修理をするのは不安…」という場合でも利用できるサービスなので、「故障しているかも」と感じたときは、一度専門業者に修理を依頼してみてはいかがでしょうか?

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