秘密保持契約書(NDA)って何?信頼できるデータ復旧会社の見分け方

秘密保持契約書(NDA)って何?信頼できるデータ復旧会社の見分け方

データ復旧をプロに依頼する場合、大切なデータが保存された記憶媒体を復旧会社に預けなければなりません。その際に外部へ流出してはいけない重要なデータの復旧を依頼するとなれば、「情報漏洩の心配はないのか?」「機密情報だけどセキュリティは大丈夫かな?」といった不安を抱く人は少なくないでしょう。

しかし、「秘密保持契約書(NDA)」を交わすことができるデータ復旧会社であれば、情報漏洩の心配はありません!また、機密保持契約書を交わせるデータ復旧会社は信頼できる依頼先を見分ける重要なポイントの1つです。

この記事では、データ復旧会社と交わす秘密保持契約書(NDA)についてご紹介していきます。また、契約書を交わすことができるからと言って信頼できる訳ではないので、より信頼できるデータ復旧会社の見分け方についてもご紹介していきます。

「秘密保持契約書」ってどんな契約なの?

「秘密保持契約書」ってどんな契約なの?

秘密保持契約書という言葉はあまり聞きなれないので、「どんな契約なの?」と疑問に感じている方も少なくはないでしょう。実際にデータ復旧を依頼するときに秘密保持契約書についての知識がなければ、契約を交わさずに依頼してしまう、または契約書を発行してくれない業者を選んでしまうかもしれません。

しかし、データ復旧を依頼するのであれば、秘密保持契約書を発行してもらうことがおすすめ。ここでは、そんな秘密保持契約書についてまとめてみたので、どのような契約なのかを知らない方は以下でご紹介する内容を参考にしてみてください。

情報漏洩を防ぐために交わす約束

データ復旧サービスを利用したことがある方であれば知っているかもしれませんが、必要であれば復旧会社に秘密保持契約書の発行を依頼することができます。この契約書は、機密性の高いデータや個人情報など、こうしたデータが外部に漏れないために依頼者と復旧会社が交わすものです。

データ復旧サービスを企業が利用する場合、会社の機密情報や顧客情報などの重要データを復旧会社に預けることになります。このような重要データを外部に流すような復旧会社には当然ですが安心してデータ復旧を依頼することができません。

しかし、秘密保持契約を交わしてくれるデータ復旧会社であれば、情報漏洩の心配がないので安心してデータ復旧を依頼することができます。ちなみに、企業のデータだけでなく一般人が依頼する場合も同様です。

例えばですが、思い出として写真や動画に残したデータの復旧を依頼した場合、外部に流出すると悪用されて思わぬ被害を受けてしまう可能性があります。また、最近ではパソコンで家計簿をつけている方も多いようですが、もし悪用されてしまうと家庭の経済状況や貯蓄が第三者に知られてしまうかもしれません。

つまり、秘密保持契約書を交わすことができるデータ復旧会社は、法人や個人を問わず安心してデータ復旧を依頼できるものであり、信頼性の高い依頼先を見分けるための重要なポイントになるのです。

基本的には多くのデータ復旧会社が契約書を発行している

データ復旧会社の中には残念なことに信頼できる業者だけではなく悪徳業者も存在しています。悪徳業者の多くは相場以上のデータ復旧費用を請求するといった特徴がありますが、場合によっては依頼を受けたデータを悪用している悪徳業者も少なからず存在しているようです。

そんな悪徳業者と信頼できる業者の違いの1つとして、秘密保持契約書を結べるかどうかというもの。基本的に信頼性の高いデータ復旧会社は秘密保持契約書を結ぶことができるので、必要であれば契約書の発行依頼が可能となっています。

また、機密保持契約書は依頼者側だけでなくデータ復旧会社側にも交わす利点があります。安心して依頼してもらうためだけではなく、依頼者とのトラブルを避けるためにも信頼できるデータ復旧会社の多くは秘密保持契約書を結んでいます。

信頼できるデータ復旧会社を見分けるポイントは他にもある

これまでの内容から、データ復旧サービスを安心して利用するのであれば、秘密保持契約書を結ぶデータ復旧会社が良いとご紹介してきました。しかし、本当に信頼できるデータ復旧会社を見分けるポイントは他にもあります。

というのも、データ復旧会社を利用する一番の目的は失ったデータを取り戻すことなので、秘密保持契約書を交わすことができてもデータ復旧技術が低ければ意味がありません。つまり、この契約書は信頼できるデータ復旧会社を見分ける重要なポイントではありますが、見分ける際に必要となる最低限の条件なのです。

そのため、「契約書を交わせる=信頼できる」といった認識でデータ復旧会社を探していると、情報漏洩の心配はなくても本来の目的を解決することができないので依頼先を探す際には注意しましょう。

信頼できるデータ復旧を見分ける3つのポイント

信頼できるデータ復旧を見分ける3つのポイント

ここでは、秘密保持契約書を交わす以外の信頼できるデータ復旧会社を見分ける3つのポイントについてご紹介していきます。以下でご紹介する見分け方を知っておくと、データ復旧会社選びに失敗リスクを大幅に軽減することができます。それでは、見分けるポイントにどのようなものがあるのか、一つひとつ見ていきましょう。

多数の実績を持ち根拠に基づいた成功率を提示している

1つ目のポイントは多数の実績を持っていて根拠に基づいた成功率を提示していること。信頼できるデータ復旧会社はさまざまな依頼を受けており、なおかつデータ復旧に成功しているといった実績を持っています。

また、どのような依頼に対してそれだけのデータ復旧に成功したのかもホームページで公開しているところが多く、実績に基づいた成功率も提示しています。一方、信頼性の低いデータ復旧会社は実績を公開していない場合が多く、「成功率90%以上」といった根拠のない成功率を謳っているケースが多いです。

対応速度が速い

2つ目のポイントは対応速度が速いこと。データ復旧を依頼する方の中には、早急に対応してもらいたいという方もいることでしょう。そのような場合でもスピーディに対応してくれるデータ復旧会社は、実績豊富で復旧技術の高いところが多いです。

依頼する記憶装置の状態にもよりますが、対応速度の速いデータ復旧会社であれば最短即日からの対応も行っています。そのため、データ復旧会社を選ぶ際は対応速度の速さにも着目して探してみてください。

徹底したセキュリティ管理を行っている

3つ目のポイントは徹底したセキュリティ管理を行っていること。万全のセキュリティ対策を行っているデータ復旧会社であれば、ホームページ内に「プライバシーマーク取得」または「ISO27001取得」などが公開されています。

もしホームページで確認できない場合には直接データ復旧会社に問い合わせを行い、セキュリティ管理について確認しておくと良いでしょう。

信頼できるデータ復旧会社はサービスの質が高い

データ復旧会社の中には悪徳業者も存在しますが、見分け方を知っておくと信頼できる会社を選ぶことができます。信頼性の高いデータ復旧会社の多くは、セキュリティ管理を徹底しているので、プライバシーマークやISO2701の取得だけでなく、今回ご紹介した秘密保持契約書を交わすことができます。

また、見分けるポイントはセキュリティ面だけではなく実績や対応速度などもあり、信頼できるデータ復旧会社は高品質なサービスを提供しています。情報漏洩の心配がなく高確率で復旧に成功するデータ復旧会社を探している方は、ぜひこの記事を参考にして納得できる依頼先を探してみてください。

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