データ復旧に必要な費用とは

こちらではデータ復旧に必要な費用について、ご説明していきます。データ復元は物理障害の場合、それなりに費用が発生してしまいます。中には数十万円費用がかかってしまう場合もありますから、バックアップをとっておくことの大切さがわかりますね。データ復元に多額の費用がかかってしまうのであれば、データ復元せずに一から必要なものを作り直したほうが費用を抑えられるというケースもあるでしょう。もちろん、大切な思い出の画像や動画であったり、業務上代えがきかないデータである場合には多額の費用を投じてでもデータ復元を試みなければいけないでしょう。データ復旧業者複数に相見積もりをとるなどして、できるだけ費用を抑える工夫もできます。

容量、メディアによって費用が変わる

データ復元は容量、メディアの種類によってデータ復元の費用が変わってきます。容量についても、総容量でデータ復元料金が変わる場合、取り出すデータの容量によって料金が変わる場合とあります。また、メディアの種類については構造が複雑なサーバーなどのデータ復元費用が高くなる傾向にあります。通常のパソコンに搭載されているハードディスクは、業務上に利用されるサーバーなどと比べれば費用が抑えられるでしょう。一般的に広く用いられているUSBメモリなども、それほど多額の費用が必要とはなりません。ただし、古いハードディスク、OSが特殊なPCなどは費用がかかってしまう、対応できる業者が限られてしまうといったケースもありえますから注意が必要です。

データ障害の重さによって費用が変わる

データ障害の重症度にしたがっても、データ復旧に必要な費用は大きく変わってきます。論理障害であれば即日解決可能、10,000円前後から数万円でデータ復元できるでしょう。物理障害であっても、専門的なツールがどれほど必要か、日数がどれくらいかかるかで費用が大きく左右されます。一般的なハードディスクであれば、物理障害で100,000円前後から、非常に重度な物理障害であれば300,000円以上かかる場合もあるでしょう。症状によって変わるのは費用だけでなく、データ復元にかかる日数も同じです。重症であればあるほど、どうしてもデータ復元に時間がかかるのは仕方ないですね。症状が軽いうちに、早めのバックアップ＆初期診断が基本です。