データ復元が可能なメディアと不可能なメディア10選

データ復元が可能なメディアと不可能なメディア10選

メディアが壊れたときに、修理できないと言われたらショックですよね。実はメディアによって可能なメディアと不可能なメディアがあります。

メディアごとにデータ復元が可能なもの、不可能なものを知っておけば、業者に依頼するときの目安になるでしょう。

ここでは、データ復元が可能・不可能なメディアをそれぞれ5選形式でご紹介します。

メディアによってデータ復元の難易度は変わる

メディアによってデータ復元の難易度は変わる

世の中にはさまざまなメディアがありますが、それぞれ復元の難易度は変わってきます。
もちろん業者や障害内容によってもことなりますが、USB、ハードディスク、SSDなどに依存するケースもあります。

たとえば、メディアの容量が違うだけでも、それぞれの対応難易度は変わります。それだけ、データの復元は難しいということ。メディアの種類によって、復元が大変ということがわかるのではないでしょうか。

ただ覚えておいてほしいのが、どんなメディアであっても、著作権が保護されている着うたや録画データなどは復元ができないということ。著作権保護のために暗号化されているため、復元しても有効データにはなりません。

データ復元が可能なメディア5選

それでは、データ復元ができるメディアを見ていきましょう。

ここでは5つのメディアを紹介しますが、業者によっては対応できないものもあります。

あくまで目安として考えてください。

パソコンHDD・SSD

データを記憶しておくためのHDD。最近ではフラッシュメモリを使用したSSDも使われています。内蔵タイプと外付けタイプの2種類に分かれますが、基本的にはどこの業者でも対応してくれるでしょう。

ただし、業者によって対応できるインターフェースやOSが異なります。事前に確認しておかないと、対応できないパターンがありますので、注意しておきましょう。

サーバー・RAID

業者によって対応できる範囲は変わりますが、サーバーとRAIDも対応可能なメディアになります。設備や技術力によって、対応できる範囲は変わってくるため、復元率の高い御者を選んでください。強制終了による異常、リビルドの失敗、初期化やRAIDレベルの変更などにより障害が起きてしまいます。

ディスクの物理障害、落雷・停電による異常もありますので、すぐに業者に依頼しましょう。

メモリーカード

デジタルカメラで良く使われておりますが、撮影した写真や動画などの復元ができます。データ復元ソフトでは対応できない、jpegファイル、RAWデータの復元も可能なケースがあります。 業者によって対応範囲は違いますが、メモリースティックやSDカードは対応可能なケースが多いでしょう。

USBメモリ

昔から根強い人気を誇っているUSBメモリ。最近ではフラッシュメモリの容量が増えたことから、補助記憶装置として人気が高まっています。スタンダードタイプやセキュリティタイプ、バラエティタイプなどがありますが、コネクタや接合部の故障が起きやすいです。
基本的にどんな業者でも対応してくれるでしょう。

フロッピーディスク・CD・DVDなど

さまざまなメディアがありますが、フロッピーディスクやCD、DVDも基本的に復旧可能です。MOやBlu-ray Disc、テープの復元を行ってくれる業者もあるでしょう。昔のメディアであっても、対応してくれる業者はありますので、ちゃんと対応できるところを選んでください。

データ復元が不可能なメディア5選

数多くのメディアはデータ復元が行なえますが、もちろん不可能なものもあります。 どんな業者でも対応できないものもあるため、1つずつ覚えておきましょう。

完全フォーマットされたメディア

パソコン・デジカメ・SSDなどのメディアでは、完全にフォーマットしてしまった場合、データ復元できなくなります。パソコンとデジカメは、すべてのデータをゼロという情報で上書きするため、データは取り戻せなくなります。
SSDはTrim命令という機能を有効にしていると、データを削除しただけで復元できなくなるので、注意しておきましょう。

データ完全消去ソフトで削除したメディア

完全フォーマットやランダムデータを上書きするデータ完全消去ソフト。こちらを使用したメディアの場合、元のデータは残ることがありません。どうやっても復元できなくなるため、使用しないようにしてください。

ちなみに、最大限にメディア容量を使用していた場合、削除後に新しいデータを保存するだけで復元できなくなります。データ完全消去ソフトを使っていなくても、NGになることはあるので注意しましょう。

ウイルスによりデータ上書きをしたメディア

ウイルスの種類にもよりますが、データを書き換えてしまうものには注意してください。
あらゆるファイルが上書きされてしまい、元のデータが残ることはありません。パソコンの起動ができない、もしくは広告を表示させるだけのウイルスなら、復元できる可能性はあるでしょう。

複合化できない暗号化データ

パスワードを紛失してしまった暗号化データは、復元できない可能性があります。
ハードディスク全体の暗号化、故障によりパスワードが入力できない場合、復元できない可能性が高くなります。パスワード保護ソフトが入ったUSBメモリの中には、一定回数パスワードを間違えるとデータを完全削除するタイプもあるので、注意しておきましょう。

メディアの完全破損

microSDや高額メディアの場合、本体にキズが入ってしまうと、記録チップが壊れてしまいます。光学メディアは記録面の読み取りができなくなるため、完全破損していると復元は無理でしょう。データが読み出せなくなる故障は、プロの業者でも対応できません。運がなかったとあきらめるしかないでしょう。

データ復元ならアドバンスデザインがおすすめ

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データ復元を行うときには、できる限りさまざまなメディアに対応できるところがおすすめです。その中でも、アドバンスデザインなら、数多くの企業実績を持っていますし、サーバーやデータベースの復元にも精通しています。そのため、あらゆるメディアの復元を行ってくれます。

多くのデータ復旧業者と比較しても、対応できる範囲が広いため、ぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか?

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