ハードディスクはデリケートな精密機器だと覚えておこう

ハードディスクはホコリやタバコの煙などに弱く、トラブルの原因を引き起こしやすいので注意が必要です。 ホコリやタバコの煙は小さな隙間からでも侵入する大敵で、ハードディスクに入ってしまうとヘッドクラッシュを引き起こしやすく、突然おきる故障の原因のひとつとなっています。 ホコリは分かるけどタバコの煙も?と疑問を呈するスモーカーの方もいるようですが、煙にはヤニが含まれていて、これがこびりつくことで機器の劣化を招いてしまうのです。 また、煙はどこからでも侵入します。基本的にハードディスクは密閉された機器ですが、ホコリやヤニは様々な隙間から入り込み、精密に作られた機器の一部に影響を与え、それが全体のクラッシュへと繋がることもあるのです。

軽い衝撃でも危険。故障を招かないための安全対策

ハードディスクが衝撃に弱いということを知っている人は多いかもしれませんが、持ち歩いてみると意外と平気だった、という声もあります。が、やはり精密機器には衝撃は大敵です。 例えば、ポータブル型のハードディスクによくあるトラブルは「落としてしまった」「倒してしまった」というもので、その時は大丈夫に思えたので放っておいたら、しばらくして読み取らなくなった、というようなケースも見られます。 持ち歩く場合、バッグに入れてあっても一歩ごとの振動が響きますし、走ったり、乱暴にバッグを置いたりすることでも衝撃の影響が伝わってしまいます。 普段から倒れやすい場所や落ちやすい場所には置かないように注意を払いましょう。 持ち歩く際にはしっかりとガードできるケースに入れておくことをオススメします。

日頃から精密機器としてハードディスクを取り扱おう

毎日使っているとまるで日用品のような感覚に陥ることもありますが、ハードディスクは精密機器です。 しかも、進化するたびに性能や密度が高くなっていますから、荒っぽい扱い方をすればするほど寿命が縮まります。 ホコリや衝撃、タバコの煙はもちろん、熱や磁気、さらには湿気などにも気をつけなければなりません。 日本は高温多湿の気候のため、精密機器に適した環境ではないとも言われます。特に梅雨時などは室内でも高い湿度になりがちですから、風を通したりエアコンを使用したりして、ハードディスクに負担のない動作環境を整えるようにしましょう。 特に磁気や静電気は精密機器には大きな影響を与えてしまいます。冬場など乾燥している季節は、まず他のものを触って体に帯電している静電気を放出してからハードディスクに触るなどして、危険を回避しましょう。

ページトップへ

コンテンツ一覧

ここなら大丈夫!プロが教える優良データ復旧会社

データ復旧で後悔しないための知識を身につけましょう

自分でデータ復元を行うのが難しい方はデータ復旧会社に依頼しましょう

サイトマップ