NASデータの復元事例・トラブル事例をご紹介
ネットワークを使ってデータの共有・利用できる便利な記憶装置「NAS」。最近では家庭用の機器も販売されているので、ビジネスだけでなくプライベートでも利用している方は多いでしょう。
そんなNASは利便性の高い記憶装置ではあるものの、それゆえにデータ消失やトラブルが発生することが多々あります。その場合、データ復旧を行って目的のデータを取り出す作業を行うと思いますが、失敗してしまったというケースも少なくありません。
そこで、この記事ではNASデータの復旧事例・トラブル事例についてご紹介していきます。どのような失敗やトラブルの事例があるのかをはじめ、安心して相談・依頼ができるプロのデータ復旧会社についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
NASのデータ復元失敗・トラブル事例
パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットなど、複数の機器とのデータ共有が可能なNASは、その利便性の高さから利用者が増えている傾向があります。しかし、共有データは本人はもちろんのこと、アクセス権限を持つ他人が人為的ミスによって削除してしまうことがありますし、何らかのトラブルでファイルを使用できなくなるケースは少なくありません。
そのような場合にはデータを復元できる方法を行うと思いますが、失敗してしまいデータを取り出すことができないこともあります。ここでは、そんなNASのデータ復元に失敗した事例をまとめてみました。
ネット上で紹介されている方法を実践した
データ復元は普段から頻繁に行うものではないため、その方法を知らない方は多いと思います。そのため、いざ復元作業が必要になった場合、多くの方はインターネットで復元方法を調べているのではないでしょうか?
しかし、ネット上で紹介されているNASのデータ復元方法の中には、専門的な知識や技術が必要とされるもの、誤った情報が掲載されているものなどがあります。そうした情報は復元作業を始めて行う人には見分けがつかないため、ネット上で紹介されている方法を実践したが失敗したというケースは多いです。
また、復元に失敗しただけであれば良いのですが、それが原因で完全にデータを復元できなくなるといった最悪のケースも多々あると言われています。ですので、安易にネット上の情報を鵜呑みにするとデータを失う危険があるので、不安な方はデータ復旧のプロに相談することをおすすめします。
データ復旧ソフトを使った
「誤ってデータを消してしまった!」「共有データの一部が消えている!」など、このような人為的ミスはデータトラブルの中でも最も多い原因と言われています。このような場合はデータ復旧ソフトを使うことで、専門業者に依頼することなく目的のデータを復元することが可能です。
最近では無料で利用できるフリーソフトも数多く出回っているので、1つ持っておくといざという時にとても便利なソフトだと言われています。しかし、正しい使い方をできていない、NAS本体に障害が発生しているなど、このような場合だと復元に失敗することがあります。
データ復旧ソフトは手軽で便利なソフトウェアではありますが、使用するソフトによっては使い方が難しいものがありますし、復元が有用となるのはソフトウェアに問題がある論理障害のみとなっています。
つまり、データ復元に万能という訳ではないので、復旧ソフトを使用したのにデータを復元できなかったという失敗事例も多数あると言われています。
リビルドの最中にトラブルが発生した
NAS本体にはデータの読み書きを行うHDDが複数内蔵されています。そして、HDDは使用回数や年数が多くなるほど劣化していくため、いずれは故障してしまう消耗品となっています。
しかし、故障しても新しい機器へと交換しリビルドを実行することでこれまで通りに使用することが可能だと言われています。ですが、実際にリビルドを実行した際に途中で停止してしまった、正常だった別のHDDが故障したなどのトラブルが発生することがあります。
そうなるとデータ復元に失敗してしまいますし、最悪の場合は状態を悪化させてしまい復元不可能になる場合もあります。交換やリビルドといった作業はリスクを伴うので、安全かつ確実にデータを取り戻すのであればデータ復旧会社に依頼してみましょう。
データ復旧協会DRAJ加盟企業なら安心!
データ復元作業は自分で行うことはできますが、トラブルの原因や機器の状態によっては失敗してしまう可能性があります。最悪の場合は専門業者でもデータ復元が困難になる、または復元不可能になることもあるので、安全かつ確実にデータを取り出すのであればプロのデータ復旧会社に依頼することがおすすめされています。
そして、依頼先として選ぶのであれば「データ復旧協会DRAJ」という企業団体に加盟する企業が推奨されています。ここでは、そんなデータ復旧協会DRAJについて、活動内容や推奨される理由などをまとめてみました。
データ復旧協会DRAJとは
データ復旧協会DRAJは2009年に設立された企業団体です。データトラブルで困っている人が安心して利用できる復旧サービスを提供することを目的とした活動を行っており、大手5社のデータ復旧会社が加盟しています。
団体に加盟するデータ復旧会社は、世界でもトップクラスの復元技術を持っており、高品質な復旧サービスの提供を行っています。また、悪徳業者撲滅を主な活動としており、業界の健全化に向けた取り組みを行っています。
というのも、データ復旧サービスを提供する企業の中には自社の利益を優先し、復元に失敗したにも関わらず高額な費用を請求するところがあるからです。このような被害を受けないためにも、データの復元を依頼するのであればご紹介している企業団体の加盟企業を選ぶことをおすすめします。
データ復旧協会DRAJ加盟企業が推奨される理由
NASデータの復元の依頼先としてDRAJ加盟企業が推奨されている理由には3つあります。まず1つ目は、データ復元に失敗した場合は費用を一切受け取らない成果報酬型を採用していること。
悪徳業者の場合は成功・失敗を問わず高額な費用を請求してきますが、加盟企業ではそうした詐欺まがいな費用請求を絶対に行いません。初期診断の時点では復旧成功の可能性がある場合、実際に作業を行わなければ復元の可否はわかりませんが、加盟企業であればそのような場合でも安心して依頼することができます。
2つ目は、根拠のない復元成功率を謳わないこと。データ復旧会社のホームページを見てみると、「復旧成功率90%以上」などの記載を見かけることがあります。そして、このような高い成功率を謳うのは悪徳業者に多く、なぜそれほどの成功率があるのかという理由や根拠が掲載されていません。
ですが、加盟企業の場合はホームページに成功率は掲載されていますが、実績や事例なども合わせて掲載しています。そして3つ目は、「今じゃないと復旧が困難になる」といった利用者を惑わす勧誘をしないこと。
悪徳業者はこうした勧誘を行う傾向がありますが、加盟企業では初期調査の結果から事実だけを伝えてくれるので、信頼できるサービスを受けることができます。
依頼するなら「アドバンスデザイン」がおすすめ!
データ復旧協会DRAJには大手5社のデータ復旧会社が加盟しています。その中でも特におすすめされているのが、日本で初めてデータ復旧サービスの提供を開始した「アドバンスデザイン」です。
常に最先端の技術を取り入れている他、高い復旧技術を豊富な実績を持っているため、難しいNASデータの復元にも対応しています。セキュリティ体制も万全なので、重要なデータの復元も安心して依頼できるので、データトラブルでお困りの際はぜひアドバンスデザインを利用してみてください。